さる年の陰陽による本能的な集団性格傾向


 

さる年の人は、人間らしい性格です。動物のさるは、何にあこがれるのでしょうか?さるは、集団の中のボスにあがれます。さる年の人は、社長、会長、大臣、殿様、女王様というような言葉が大好きなのです。権力欲、物質欲が強く、お金に関してはものすごく頭を働かせます。欲しい物も、高級品が多く、中身よりも外見を重視します。周りの人が自分よりも良い物を持っている事を許しません。自分が権力を持っていれば、いじわるする事も、よくある話しです。

 さる年の人は、悪いイメージがありますが、ねずみ年のように、けちではありません。権力欲は強いですが、権力を持つよりも、権力を使う事に喜びを感じますので、さる年の人と飲みに行っても、お金を全額支払ってくれる事がよくあります。利益大好き、おまけ大好きなさるです。さる年の人が社長なら、会社の利益を第一に考えるでしょう。

 さる年のお母さんは、子供をとても甘やかします。自分の事よりも、子供第一、お小遣いもたくさんあげるでしょう。子供に奉仕する事が一番の幸せを感じるのです。がみがみもあまり言いません。部屋を散らかってても、お母さんが全て片付けます。子離れも難しく、子供が成人しても、同居したがりやなのが、さる年のお母さんなのです。

 さる年と相性が良いと言われるのが、ねずみ、たつ、ひつじ年です。ねずみはお金大好きです。使う目的は違っても、お金を得るという目的が一緒のため、お互い目標に向かって歩んで行く事ができます。たつは、さるにない力強さ、実行力、行動力を認めるでしょう。ひつじは、かわいい存在です。いろいろ買ってくれるさるに、ぺこぺことついていきます。

 さる年と相性が悪いと言われているのが、うし、とら、へびです。うしは、真面目でこつこつで上にあがろうとしますが、さるは、うしの上を軽く飛び乗って、上にあがっていきます。ひきょうな手を使ってでも、上にあがろうとするのがさる年です。とらはプライドが高く短気です、さるのいたずらの対象になり、とらの皮をも欲しがります。へびは、頭が賢く、さるは、どちらが賢いのかを争ってきます、神経質のへび年は、争い事が苦手でなので、負けそうになると、穴の中に逃げこんでしまうからです。