うさぎ年の陰陽による、本能的な集団的性格傾向

 うさぎ年の人は品のある性格です。おとなしく、しとやかで、上品のある生活を望みます。攻撃的な態度をとる事はめったにありません。何事もおちついて、品のある行動を取る事を心がけていますので、接待などの交渉の場に向いている存在だと言えます。

 人一倍淋しがりやなうさぎですが、自己愛が強いのも特徴の一つです。自己愛は、美しい物を身に飾る事により、さらに自己愛を強めていきます。自分が今いる場の空気を強く意識しますので、場の空気が少しでも悪くなると不機嫌になる傾向があります。

 うさぎの耳はとても敏感です。小さな話し声も聞き逃しません。地獄耳と言われるかもしれませんが、場の空気を分析するために働いている物だと言われます。品のある場合だと、どんな些細な話しであろうと、すぐに輪に入っていきます。淋しがりやだと言う事も原因の一つ、品のない話しだと、大きな耳をふさいでしまうでしょう。

 とても美しく、品があり、エレガントな雰囲気なうさぎですが、うさぎの人は、とても臆病なのです。危険を起こしてまで、物を得ようとはしません。少しでも自分の身に危険が押し寄せると、闘うよりも、逃げる事に頭を働かせます。自分自身で闘う事もしません。強い干支の人に代わりに闘ってもらいます。そのように、得意な品のある言葉で説得します。長いものにはまかれるという言葉は、うさぎにはぴったりなのかもしれません。

 うさぎ年の人と相性が良いとされるのが、ひつじ、いぬ、いのししです。ひつじは、整頓上手、服装もしっかりしていますので、場を美しくするのに貢献します。いぬは真面目ですので、品のある会話をつぶす事はしません、いのししは友達思いですので、良い話し相手になるでしょう。

 相性が悪いとされているのが、とり、とら、うまと言われています。とりは議論好きなおで、楽しい会話を正か悪かで判断し、会話をくちばしでつつきます。とらは短気です。うさぎののろのろとした会話にストレスを貯めます。うまは会話を楽しむより、心変わりな行動派ですので、うさぎが作った雰囲気をいきなり変えられるのもよくある話しです。